彼女は、もともとひどいうつ状態で
家族とはなしをすることもできなかった状態でした。
今の状態の自分を責めるのはやめて、将来の事とか考えるのではなくて、
好きなことを見つけてそれを楽しむことから始めてみることにしました。
好きなことは本を読んだり絵を描いたりすることで、
描いた絵を私に見せてくれることもありました。
そうやって体だけでなくて心をゆったりと休ませていくうちに
だんだんと元気に戻っていき、家族と話もできるようになっていきましたが、
彼女はずっと親に対していい子ちゃんでいようと必死だったことがわかりました。
カウンセリングを通して、
親のいった通り にしなくてはいけないという想いが薄れていくと、
だんだん言いたい事が親に言えるようになっていきました。
「お母さんの教えは間違ってた。そのために私ずっと苦しかった。」
と自ら直接お母さんに伝えたこともありました。
そして特に彼女が変わったなーと思う事は、おしゃれになったことでした。
両親がどちらも見た目は気にしないタイプだったため、
おしゃれも無意識に、してはいけないと我慢していたのです。
それに気づいてからはスカートをはいたり、髪の毛をばっさり切って染めたりして、
どんどんキレイになっていきました。
今では就職もして、仕事をしつつ、絵をコンテストに応募してみたり、
お洒落をして出かけたりと楽しい毎日を送っています。
【その他の症例とその効果】
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